デザートブーツは、主にカジュアルで使われることの多い、スマートなシルエットの靴です。
合わせるパンツによって、都会的にも、ゆるい印象にも履きこなすことができます。
おすすめブランドは、やはりデザートブーツの商標を取っているクラークス社です。

デザートブーツとは

シックなファッションコーディネートをするときの、マストアイテムとなっているのがデザートブーツです。
スニーカー感覚で履くことができて、きれいめなカジュアルにまとめられるので、一足は持っておきたいところですね。

デザートブーツは、つま先が丸めで、くるぶしくらいまでの高めのカットになっているブーツのことを言います。

ブーツには紐がついていますが、きっちりと締めてつかうというよりも、2~3対くらいの穴にゆるめに結ぶようにするのが特徴です。
「デザートブーツ(desert boots)」という名称からもわかるように、もともとは砂漠を歩くときに砂が入らないように作られました。

ちなみによく似たタイプの靴に「チャッカブーツ」というものがありますが、「デザートブーツ」という名称は1950年代にアメリカのクラークス社が商標をとった製品であるからです。

履きこなしのポイント

デザートブーツはフォーマルでも使うことができますが、どちらかと言えばカジュアル用の方が着こなしがしやすいでしょう。
もともとが砂漠用のブーツということもあって、アウトドア系のカジュアルウェアと非常に相性がよく、ダウンジャケットやコートと合わせるコーディネートが多く使われます。

スリムデニムと合わせることも多く、すっきりと都会的な着こなしにするためには細身のパンツを使うのがよいようです。
反対にゆるく着こなすこともでき、ワークジャケットやディッキーズのボトムなどと一緒に着ると活動的な印象になります。

普段のカジュアルウエアにスニーカーを合わせるとちょっと子供っぽくなってしまうというときに、デザートブーツにしてみるだけでぐっと大人な雰囲気になるでしょう。

チェスターコートと一緒に着ることも多く、おしゃれなデートファッションとしても人気が高いのでぜひチェックをしてみてもらいたいです。

便利なデザートブーツですが、手入れがずさんな状態で履いているとイメージダウンになるのでNGです。
また、季節としては秋冬用のブーツなので、夏場には使用しない方がよいでしょう。

おすすめのブランド

ブーツブランドの考え方

最初にも説明をしたように、デザートブーツはクラークス社が作った製品だけが使用することができる名称です。
クラークス社は他にもワラビーなど多くのシューズやブーツを販売していますが、クラークスと言えばデザートブーツと言ってもよいほど代表的な製品になっています。

クラークスのブーツは非常にコスパがよく、10,000円以下で購入できる良質なブーツが多いですね。

一方、デザートブーツとよく似たチャッカブーツは多くのブランドから製造されています。
有名なものとして「オールデン」や「アルフレッドサージェント」などアメリカのメーカーのものがあり、本家のデザートブーツと比較をするとややフォーマルな印象のものが目立ちます。

イタリアメーカーの「ブッテロ」や「ディコレッティ」などは価格が高いですが、その分高級感がある点が魅力です。