メンズハーフパンツとは、丈が膝上までになっているパンツのことです。
履きこなす際は、おっさんくさく、また子供っぽく見えないように、合わせるシャツや靴、靴下まで入念に考えていきましょう。

メンズハーフパンツとは

少し前に物議を醸したメンズハーフパンツですが、今では夏の定番ファッションとしてすっかり定着した感があります。
ですが、油断しているとおっさんくさいファッションにもなってしまいがちなので、おしゃれのポイントはきちんと押さえておいてください。

メンズハーフパンツのポイント

まず、なぜメンズハーフパンツが一時期問題になったかというと、膝上の丈のハーフパンツは小学生など小さな子供のもので、成人男性がするのは違和感があるという意見があったからです。

しかしアメリカのセレブやハリウッドスターがハーフパンツを着こなしている様子が伝えられるようになり、日本でも特に違和感なく履くことができるようになっています。

履きこなしのポイント

メンズハーフパンツを履きこなすときにまず知っておいてもらいたいのが、ハーフパンツは他のファッションに比べてかなり着こなしの難易度が高いということです。
女性の目で見る男性のファッションとしては、イケメンでもNG扱いされることもあるほど、かなり異性からの目は厳しくなります。

なぜ女性ウケがよくないかというと、それは足の露出が多いことが第一の理由でしょう。
半ズボンが子供っぽく見えることで、どことなく頼りない印象になるのに加えて、毛むくじゃらの足がすぐ目に入るということになるので、女性的には不潔感とガキっぽさのダブルコンボになってしまうのです。

ですのでハーフパンツを着こなす時には普段以上に清潔感に気を使うようにして、「寝起きのパジャマのままで来た」ような印象にならないようにすることが重要になってきます。

着こなし方法としては、ハーフパンツにゆるめのTシャツをあわせたり、ポロシャツなどを着用するという方法が一般的です。
ハーフパンツと合わせる時のトップスは、ジャストサイズよりも気持ち緩めにした方が、シルエットが爽やかになりやすいでしょう。

それと足が露出する分、どうしても視線が足元に向かいがちになりますので、靴のセレクトも非常に重要になってきます。
汚いスニーカーやビーサンなどは問題外で、靴下の長さや色など、かなり細かくコーディネートをしなければいけません。

注意点

夏場のクールビズとしてもメンズハーフパンツはおすすめされていますが、フォーマルな場面においては着用することができないようになっています。

海外旅行をしたことがあればわかると思いますが、礼拝堂やオペラハウスなどでは観光であってもタンクトップやハーフパンツの人は入場できない決まりがあるのです。

日本でもドレスコードがあるレストランや演奏会などではハーフパンツは禁止になっていたりするので、いくら暑くても、きちんとTPOを考えてコーディネートをしていきたいところです。