若い世代でもEDになる?

ED(勃起不全)は男性の最も深い悩みの1つです。
EDが原因で、異性との大切な時間を台無しにしたくないですよね。

現在、世代を問わずEDで悩む男性は増えており3人に1人はEDとも言われています。
一般的に高血圧や糖尿病などの疾患によって発生するEDはかつて40代を過ぎた方に多く見られ、中高年が多くを占めていましたが、近年では20代という若い世代のED症状が目立っています。

これには、心理的ストレスが影響していると言われているのです。
20代といえば社会に出て間もない頃で、仕事を覚えることや対人関係で悩むことが多い時期かもしれませんし、こうした中で過度なストレスを受けることで、性的な刺激を感じなくなるケースがあります。

加えて、それをコンプレックスと感じてしまい異性に対する意欲が低下していくという、悪循環に陥ってしまうケースもあるのです。
そのため、若い世代でもEDで悩む人は多いという事実があります。

ED治療の流れ

EDの治療は主に薬物治療を行ないます。
以前はシリコン注入や自己注射という方法もありましたが、最近では薬物治療が一般的です。

ED治療のクリニックにいくとまず問診をした後血圧・脈拍測定、尿検査・血液検査・心電図測定などが行われます。これらの検査結果をもとに、医師が適切と判断した薬を処方します。

その際、薬を服用するタイミングや生活習慣などのアドバイスも受けることができます。

ED治療薬

現在、日本ではED治療で処方される薬には3種類あります。

  • バイアグラ
  • レビトラ
  • シアリス

それぞれ持続時間や食事の影響も異なりますが、最も世界的に有名なのが「バイアグラ」です。
バイアグラはジェネリックも出ているということもあり、比較的費用も安く済むことも多いのが特徴でもあります。

医師の診察の元、これらの薬の中からそれぞれに合ったものを処方されるので、適宜服用をして効果を見ていくという流れになります。

ED治療薬のよくある誤解

■治療薬を飲むだけで興奮する?
ED治療薬の主な作用は、血管を拡張させ、スムーズな血流になるよう促すことです。
そのため「治療薬を飲むだけで興奮する」と誤解される声もありますが、あくまで補助成分であり、性的刺激を受けないと治療薬の効果は現れません。

■ED治療薬は心臓に負担がかかる?
「ED治療薬は心臓に負担がかかる」と不安に感じている方も多くいます。
しかし、同じく血流を良くするための薬ですので、直接の関係はありません。

ただし、血流を促した状態で性行為をするのは、小走りするのと同じように心臓の鼓動をはやめ、心臓に負担がかかっている状態でもあります。
直接的な関係はなく、性行為を頑張りすぎることは身体に無理をさせるのと同じことですので注意は必要ですが、容量用法をしっかり守って服用すれば問題はないでしょう。

■ED治療薬はネットで安く購入した方がトク?
ED治療薬は、オンラインショップで手軽に購入できるようになっていますが、偽物の商品も多く出回っています。
安くても効果のない薬だったり、自分の症状に適していない薬だったりすることもあるのからです。

必ずED治療薬を必要とするならば、クリニックや病院などの専門機関を利用して処方してもらいましょう。