「こじらせ男子」とは、自分の評価が低いのは周りのせいだ、と考え、周囲に攻撃的になったり、自分から孤独を演出していたりする男性です。
こじらせ男子にならないためには、周囲からの評価を受け止め、自分に出来る努力を行なってみましょう。
こじらせ男子とは
恋愛が苦手、人付き合いが苦手という男性は、若い世代になるほど多くなる傾向にあります。
内向的な性格は一つの個性ですが、それに過剰に劣等感を持つようになってしまうと、世の中や女性全般に対してひねくれたものの見方をするようになってしまう「こじらせ男子」になるので注意が必要です。
男子をこじらせないために、自分の性格にしっかり向き合い、悪い意味で斜に構えたものの見方をしていないかチェックしてみてください。
「こじらせ」という言葉が初めて使われるようになったのは、2011年12月に発行された雨宮まみ著の「女子をこじらせて」という書籍からです。
この書籍は男女関係なく非常によい内容なのでぜひ一度読んでみてもらいたいですね。
内容をごくごく簡単にまとめれば、「異性から評価されない自分」に対して昔からコンプレックスを持ち続けていて、それが生きづらさの原因になってきたということになります。
この本は女性目線から「男性に評価されないブスな自分には価値がないと思いこんできた」ということの独白で書かれているのですが、この気持ちは男性にも全くそのまま当てはまります。
女性にモテない自分、性欲を持て余しているけれども相手がいない自分、社会的評価を得られない自分を価値のない存在のように思い込んでいるなら、それは「こじらせ男子」に足を踏み入れてきていると言えるでしょう。
こじらせ男子の弊害
「女子をこじらせて」は女性目線ということもあって自虐の色が強くなっていますが、男子の場合はすぐに社会的評価を自責しない場合もよくあります。
一番面倒なのが社会的評価を得られないことについて、自分に責任があるとうっすらと知っていつつ、それを受け入れることができず、社会全体に対して恨みを持つようになるタイプの「こじらせ」です。
コンプレックスをこじらせるあまり「価値のある自分を認めない周囲が悪い」という発想になってしまうのでしょう。
反面、自分にちょっと優しくする女性に対して「俺に惚れてるな」と一方的に思い込んだり、自分の思うような反応をしない周囲を見下したり、攻撃したりというような行動をとったりします。
こじらせ男子を改善するには
このこじらせが20代くらいならまだよい出会いの可能性もありますが、40代以上にもなると非常にめんどうなことになります。
いわゆる職場に一人はいる「話の通じないオッサン」になってしまい、ますます孤立感を深めることになってしまうのです。
そうならないためにも、まず自分が思うような評価を得られないのは周囲のせいであるという他責をやめて、自分ができる努力をしはじめるようにする、ということが大切になってきます。
身の回りを清潔にしたり、女性に対してきちんとした振る舞いができるようになるだけで世界は大きく変わってくるでしょう。
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